奥飛騨温泉郷とは
平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉の五つの温泉地からなる奥飛騨温泉郷。
岐阜県の北東部、3,000m級の北アルプス (飛騨山脈)の麓に位置し、中部山岳国立公園,国民保養温泉地として多くの観光客やアルピニストに親しまれています。
奥飛騨温泉郷には100を超える源泉があり、平均湯温は60℃以上。毎分37,000リットルもの豊富な湯が湧き出し、その湧出量は国内第3位を誇ります(※日本温泉協会「温泉統計」より)。各温泉施設では贅沢な“かけ流し”で、この恵みを存分に堪能することができます。
泉質や湯温も多彩で、代表的なものだけでも「炭酸水素塩泉(無色透明で美肌の湯)」や「塩化物泉(高い保温効果)」など4種類があります。温泉の色も無色透明から茶褐色、白濁、鶯色までさまざまで、泉質の違いとともに色合いの美しさも楽しめます。
また、長野県との県境に位置することから、日本を代表する山岳景勝地「上高地」「乗鞍岳」「乗鞍高原」をはじめ、「白骨温泉」などの人気観光地へのアクセスも良好です。飛騨高山観光とあわせて、中部山岳国立公園を舞台にした周遊・滞在を楽しむことができます。
日本有数の露天風呂数を誇る奥飛騨温泉郷で、移ろう四季とともに大自然の息吹を心ゆくまで感じてください。
北アルプスの麓の春夏秋冬
春
春は、北アルプスの麓に広がる奥飛騨温泉郷が、鮮やかな新緑に包まれる季節です。雪解け水が川となって勢いよく流れ、澄みわたる空気の中で温泉に浸かれば、心も体もやさしく解きほぐされます。山菜シーズンを迎えるこの季節、地元ならではの味覚とともに、春の奥飛騨を存分に楽しむことができます。
夏
夏は標高800〜1,300mならではの涼しさが魅力で、緑豊かな山々に囲まれながら避暑地としての心地よさを味わえます。登山やトレッキングの拠点としても人気が高く、新穂高ロープウェイからの雄大な景色や、涼風を感じながらの露天風呂は格別の爽快感をもたらします。
秋
秋は、山々が燃えるような紅葉に包まれ、赤・黄・オレンジの彩りが一面に広がります。露天風呂に浸かりながら、その壮大な景色を眺めるひとときはまさに至福の時間です。特に10月中旬から11月初旬にかけては、北アルプスの山々が最も美しく色づき、湯けむり越しに眺める紅葉は、奥飛騨ならではの贅沢で忘れがたい体験となります。
冬
冬の奥飛騨温泉郷は、深い雪に覆われた北アルプスを背景に、日本の原風景ともいえる美しい景色が広がります。標高の高い平湯や新穂高では氷点下10度を下回ることもあり、厳しい寒さの中でこそ味わえる白銀の世界が魅力です。氷点下のなかで浸かる熱々の露天風呂は、ほかの季節では得られない爽快感と心地よさです。しんしんと降り積もる雪を眺めながらの入浴は、都会では決して味わえない贅沢な体験です。
12月下旬から2月末にかけての厳冬期には、「奥飛騨冬物語」と題して、温泉郷全体で冬ならではの多彩な催しが行われます。日本の滝百選に選ばれた「平湯大滝」では、「平湯大滝氷結まつり」が開催され、滝が凍りついてできる壮大な氷瀑を間近で鑑賞できます。また、「中尾かまくらまつり」では、雪原に並ぶかまくらの灯りが幻想的な光景を描き出します。
このほか、各温泉地でも美しいライトアップイベントがおこなわれ、雪明かりに照らされた温泉街の風景は、訪れる人々の心を静かに満たしてくれます。
ともに歩む山岳エリアの輪
奥飛騨温泉郷の周辺には、それぞれの地域で魅力を発信し、この山岳エリアを守り育てている多くの仲間たちがいます。観光協会やDMO、地域団体など、北アルプスの豊かな自然と文化を次の世代へつなぐために取り組むみなさまをご紹介します。





